真剣交際

お見合から仮交際へと順調に進み婚約に至ったにもかかわらず、その後にどうしても受け入れられないことが発覚しこのご縁が駄目になったケースが時たま発生しています。

 
婚活中は遊びではありません。
仮交際中に、お相手の身元を調べているように思われてはと心配して、つい楽しい時間を過ごすことに気を使いってたわいもない話題に明け暮れてしまう方がおられます。
 
2回、3回とデートを重ねるごとに、真剣にお相手の様子を具体的に聞き、話すことが大切です。
仮交際から真剣交際に入る過程において、お互いの宗教や家族の状況、経済的な様子・特に借金の有無など。また結婚式の場所や人数などについてもお互いの希望や考え方を確認し合うことが大切です。

聞き出すテクニックとしては、自分の夢として語る、あれこれ話してみると良いでしょう。真剣交際に入るとそれぞれお相手の親兄弟に挨拶し二人を祝福していただくことが望まれます。
 
ことによっては折り合いをつけながらなんとかやっていくことも大切ですが、あまりに隔たりがあると生活すること自体が苦しくなってしまいます。
 
お見合いのお相手としては感覚的に感じの良い人をつい選びたくなるのは至極当然に思いますが、結婚して後これから生活を続けるには感性だけではないことに気づきます。
知性は勿論のこと金銭感覚や子供の教育方針についても、また衛生観念などにもお互い大きな隔たりがあると耐えられなくなってしまうものです。
 
地についた結婚生活を末永く続けていただくために、真剣交際中にこれから先の順境・逆境を問わず、ずっと助け合えることを確かめ合って欲しいものです。