仮交際から真剣交際へと順調に進み婚約に至ったにもかかわらず、成婚退会前にどうしても受け入れられない事柄がわかりこのご縁が駄目になったケースが時折発生しています。
 
婚活の世界ではお互いの生い立ちや家庭環境を詳しく知らない方同士が、デートを重ねるごとにそれぞれの趣味・嗜好や人生観、経済面など幅広く詳しく知り合うことで、この方なら自然体で夫婦生活できるお相手として確信が持てるようになることが求められます。
 
仮交際や真剣交際中に確認しておきたいことがあっても、ついあれこれ身辺調査しているように思われはしないかとの思いもあって、その場その場を都合の良い話題に終始してしまい、どうしても確認しておきたい事柄を後回しにしてしまいがちです。
 
仮交際から真剣交際に至る過程で、宗教や家族の状況、経済的な様子・特に借金の有無なども含めて。また結婚式などいくつかの行事を執り行うかどうかなども、お互いの希望や考え方をよく確認し合っておくことが重要です。
 
またご成婚について、それぞれお相手のご家族は勿論のことご親族の方々からもこのご縁を心から祝福していただくことが望まれます。
結婚後は、ことによっては折り合いをつけながらなんとかやっていくこともありでしょうが、隔たりがありすぎると夫婦共同生活すること自体が重苦しくなってしまいます。
 
3か月前後の限られた短い交際期間中に確認すべきことは数多くあります。お二人だけの事柄にとどまらず、ご両家のしきたりやご親族の様子もしっかり確認していただくため、限られた時間を有効に活用してほしいものです。